おやじとトンネル
今日は京都鉄道博物館の写真と共に
おやじとの鉄道の思い出話をさせていただきますね

おやじの故郷が岐阜だったので
電車でよく岐阜へ行ったんですが
まずは初めて電車に乗せてもらった時の話です。
80型

初めての電車、めちゃうれしかったですよ
当時、大阪から名古屋まで 「急行比叡」というのがあってね
京都から岐阜まで 1時間40分くらいかかったと思います。
それでね、京都駅から電車が出てまもなくすぐに
おやじが窓を閉めようとしたんです。
また自撮りしてる(爆)

その頃まだ小学校1年生だったので
やっぱ窓は開けていたいじゃないですか
「なんで閉めるの」 って聞くと
「もうすぐトンネルやしや」 とおやじが言ったんです。

その時私、トンネルのことをよくわかっていなくてね
プラレールにあるようなおもちゃのトンネル
もしくは橋の下をくぐる程度の感覚でいたんですよ。

だから 「窓は閉めなくていい」 って言ったんです。

電車はまもなくトンネルへ

トンネルへ入った瞬間、私はビックリ!
突然、真っ暗な壁が続き、たまにトンネルの照明が前から後ろへと流れていくだけ・・・
そして何よりも驚いたのは轟音
天井に設置されてた扇風機

恐怖のあまり慌てて窓を閉めた記憶があります

そのあと何度か電車に乗ってトンネルにも慣れてきてね
窓を開けてても平気になっていったんですよ

それでね今度は小学3年生の時の話なんですが
夏休みのとある日、おやじが保津峡へ連れていってくれたんです。
保津峡というのは京都市の西にある山あいの渓谷なんですがね
その保津峡へ行くには山陰線という国鉄で行けるんですが
現在は嵯峨野トロッコ列車という観光列車が走ってる所なんです。
この車両は鉄道博物館には展示されてません

この山陰線、当時は SL か ディーゼル か半々の割合で運行されてました。
ディーゼル機関車 DD51

この時は蒸気機関車がやってきてね
初めての乗車やったんでうれしかったー
シロクニの愛称で親しまれた C62

それでね、嵐山を過ぎた頃、
おやじが窓を閉めようとしたんでね
私が理由を聞くと
「もうすぐトンネルやしや」 と言うんですよ。
ちょっと待って~な、ぼくはいつまでも子供ちゃうで
もうトンネルなんか慣れてるし怖くもなんともないし
と、心の中でつぶやきながら
窓を閉めようとするおやじを制止したんです。

もうお気づきの方もいらっしゃるでしょうね
トンネルの中に入ってビックリ!
蒸気機関車の煙が車内にモクモクと入ってきたんです!
デゴイチの愛称で親しまれた D51 1号機

慌てて窓を閉めたという体験だったんですがね
あの時おやじが 「煙が入ってくるから閉めるんや」 と言わずに、黙って私の行動を見てたのは意図があったのかな?
と、今となって思うところがあります。
おやじに感謝です
当時はトンネルに入る前は運転士さんが汽笛を鳴らして乗客に知らせてくれてたんですよ
さて、これで前回のクイズの答えが見えてきたでしょ
昔、駅のホームに洗面所があった理由ですね

蒸気機関車の煙で顔や手についた煤を洗うためです
これは乗客というよりも運転士さんのためでもあったようです。
蒸気機関車の運転席

空調もなにもない運転室
夏場なんて地獄だったと思います。
昔は窒息死された事件もありました。

運転士さんに感謝ですね。
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電車でよく岐阜へ行ったんですが
まずは初めて電車に乗せてもらった時の話です。
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当時、大阪から名古屋まで 「急行比叡」というのがあってね
京都から岐阜まで 1時間40分くらいかかったと思います。
それでね、京都駅から電車が出てまもなくすぐに
おやじが窓を閉めようとしたんです。
また自撮りしてる(爆)

その頃まだ小学校1年生だったので
やっぱ窓は開けていたいじゃないですか

「なんで閉めるの」 って聞くと
「もうすぐトンネルやしや」 とおやじが言ったんです。

その時私、トンネルのことをよくわかっていなくてね
プラレールにあるようなおもちゃのトンネル
もしくは橋の下をくぐる程度の感覚でいたんですよ。

だから 「窓は閉めなくていい」 って言ったんです。

電車はまもなくトンネルへ

トンネルへ入った瞬間、私はビックリ!

突然、真っ暗な壁が続き、たまにトンネルの照明が前から後ろへと流れていくだけ・・・
そして何よりも驚いたのは轟音

天井に設置されてた扇風機

恐怖のあまり慌てて窓を閉めた記憶があります


そのあと何度か電車に乗ってトンネルにも慣れてきてね
窓を開けてても平気になっていったんですよ


それでね今度は小学3年生の時の話なんですが
夏休みのとある日、おやじが保津峡へ連れていってくれたんです。
保津峡というのは京都市の西にある山あいの渓谷なんですがね
その保津峡へ行くには山陰線という国鉄で行けるんですが
現在は嵯峨野トロッコ列車という観光列車が走ってる所なんです。
この車両は鉄道博物館には展示されてません

この山陰線、当時は SL か ディーゼル か半々の割合で運行されてました。
ディーゼル機関車 DD51

この時は蒸気機関車がやってきてね
初めての乗車やったんでうれしかったー

シロクニの愛称で親しまれた C62

それでね、嵐山を過ぎた頃、
おやじが窓を閉めようとしたんでね
私が理由を聞くと
「もうすぐトンネルやしや」 と言うんですよ。
ちょっと待って~な、ぼくはいつまでも子供ちゃうで
もうトンネルなんか慣れてるし怖くもなんともないし
と、心の中でつぶやきながら
窓を閉めようとするおやじを制止したんです。

もうお気づきの方もいらっしゃるでしょうね

トンネルの中に入ってビックリ!

蒸気機関車の煙が車内にモクモクと入ってきたんです!

デゴイチの愛称で親しまれた D51 1号機

慌てて窓を閉めたという体験だったんですがね

あの時おやじが 「煙が入ってくるから閉めるんや」 と言わずに、黙って私の行動を見てたのは意図があったのかな?
と、今となって思うところがあります。
おやじに感謝です

当時はトンネルに入る前は運転士さんが汽笛を鳴らして乗客に知らせてくれてたんですよ
さて、これで前回のクイズの答えが見えてきたでしょ

昔、駅のホームに洗面所があった理由ですね

蒸気機関車の煙で顔や手についた煤を洗うためです

これは乗客というよりも運転士さんのためでもあったようです。
蒸気機関車の運転席

空調もなにもない運転室
夏場なんて地獄だったと思います。
昔は窒息死された事件もありました。

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汽車(きしゃ) 汽車 ポッポ ポッポ♬
シュッポ シュッポ シュッポッポ♬♪
僕等(ぼくら)をのせて
シュッポ シュッポ シュッポッポ♬♪
いいわねぇー✨蒸気機関車ってかっこいいー✨( *´艸`)
当クイズのヒント
さらにヒント―追加しましたよん☆彡