
さてさて今日も前回のクイズの答えからいきますね


新幹線のこの先頭の丸い部分の中には何が入っているのか?
でしたね

① 連結器
② 鉄ちゃん専用の席
③ かのぼん
正解は ③ かのぼん でしたー


って あたしゃー トーマスか!
だはははは~!

この中で私が自転車こいでたんですよ
時速210km出すの大変でしたわ
もちろん立ちこぎでしたけどね

どはははは~!

はい、ちょっとはマジメにいきましょうね

もちろん正解は ①の連結器 です

でも東海道山陽新幹線ではあまり見かけないですね
それは分岐がないからです。
東京から博多まで一本道ですからね。
( 現在は九州新幹線の鹿児島中央までも含みます )
でも東京より東はよく見かけると思いますよ。
東北新幹線と山形新幹線や秋田新幹線ですね

例えば秋田新幹線は東京から盛岡まで
東北新幹線と連結して行き
盛岡駅で切り離して秋田駅へと向かいます。
東京駅に停車中の東北新幹線と秋田新幹線

この写真は最近 鉄子さん になりつつある?ブロ友さん
かえるままさん からお借りしました

盛岡から秋田までは新幹線鉄道整備法から言うと
新幹線では無いんですけどね
ここでは主旨と違うんで省略しますね
いつか機会あればお話します


昭和39年に開業した東海道新幹線
昭和36年生まれの私にとっては
物心つきだした頃の出来事でしてね
子供心ながら凄い衝撃がありました。

当時は 「夢の超特急ひかり号」 と呼ばれてましてね
まさに高度経済成長の象徴でした。
私の勝手な見解ですが、一部の富裕層と
優秀なビジネスマンが乗る電車として眺めていました。
だからいつか自分もスーツ姿でネクタイ締めて新幹線に乗ってやるぞ
なんて思ってました。
実際実現させた時は仕事より遊びで乗る方がええなって思ったけど(笑)

そしてこの 0系 にはいっぱい想い出があります。
世界一速い電車に初乗車
夏休みに東京の親戚や岐阜の親戚へ
音楽隊で全国大会で上京し準優勝!
修学旅行♪
どれも楽しかったー

でもよく考えたらね、どれも親のお金で乗れたんですね。
このあと出て来る100系以降は自力 ( 自分で稼いだお金 ) で乗ったけど、この 0系 だけは自分のお金で乗車出来なかった車両です。
初めて乗車したのは小学2年生のとき
東京の親戚へ遊びに行った帰りでした。
もうメチャクチャうれしかったですよ!
世界一速い電車、夢の超特急に乗れるんですからね!
まだ新宿に都庁もなけりゃ京王プラザホテルも無い
池袋にサンシャイン60も無かったし
38階建ての霞ヶ関ビルが日本一高かった時代です。

おふくろと二人での乗車だったんですがね
東京駅でおふくろが何気なく言ったひとこと・・・
「 こだまは何番ホームかな 」

こだまかい!

なまじっか小学2年生ながら
鉄道の知識があった私は愕然としました・・・
こだまって・・・

当時、新幹線開業まで在来線で活躍してた こだま車両

ぼくはあの白と青の新幹線に乗りたかったんやー!


でもね、東京駅のホームに入ってきたのは
ちゃんと私が思ってた白と青の新幹線だったんですよ
当たり前やけど

機嫌を取り直した私におふくろがまた一言
「 自動ドアやで 」
私は内心 「わかっとるわい、天下の新幹線や、自動ドアに決まっとるわい」 なんて思いながら自動ドアで開いた車両に乗り込みました。

そして車内に入ろうとしたら、その扉まで自動だったのでビックリ!


写真は500系のものです。
当時、ここの扉が自動ってめずらしかったんですよ

「おふくろ、この扉の事をゆうてたんや」
と思いながらも、びっくりしたのをおふくろに悟られてないか気にしてました

そして着席

3人掛けシートも当時は斬新でした (^-^)

リッチな気分でしたよ
当時の在来線のシートといえば、こんな感じでしたからね


そして次に驚いたのが、
知らん間に列車が動き出したことです

と言うのは、上の写真のように
昔の列車は窓は開けてるし
発車の時は ジリジリジリジリ~ という大きな音が聞こえてガタンゴトンと動き出すというのが当たり前やったんです。
ところが新幹線は遮音性が高いし、窓も開かないし
ホームの音が聞こえないから発車ベルに気づかなかったんです。
それは 動き出したというより滑り出した という感じでした。

そして動き出したんですが・・・
ん? おや? 一向に速く走らへんな?
なんでや???
と不思議に思いだしたんです。
と言うのはね、私ね、
新幹線って世界一速い電車やから
景色がバババーっと流れて見えないと思ってたんです

イメージ図 (爆)

おこちゃまの私はおふくろに向かって一言
「こだまやし遅いんや!」

( ひかりもこだまも最高速度は同じ210kmです 笑 )

鉄道博物館で 0系 を見た時
そんな初めての新幹線乗車体験を思い出しました

その時のおふくろのリアクションはどうだったのか覚えていませんが
ただ笑って私を見てたような気がします。
決して裕福じゃなかったはずです
なのに新幹線に乗せてくれたおふくろに感謝です。
もし両親が生きてたら恩返しに最新車両
N700系アドバンスに乗せてあげたいな

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↓から見せて頂きました。
クイズの答えは、え~~~?でした。
で鉄道が大好きな人には応えれないですね!!
京都鉄道博物館。
>世界遺産の東寺の五重塔を背景に疾走する N700系のぞみ
**正に京都ですね。他では見られないです。
今回も行間から、かのぽんさんの熱い気持ちが伝わってきました。
で、小学生で、新幹線に乗った子、なかなかいないのでは?
お母さんの言葉は普通に一般的だったのかもしれないですよね?
でも、一緒に乗れて良い思い出ですね。
かのぽんさんはさすがよく観察されていますね。ほんと滑りだした・・・という感じですものね・・。
新幹線の三人がけの座席、新鮮でした。
ラストの新幹線、最初はこのように先が丸かったですね。思い出しました。